美容業界に携わっている人間だからでしょうか？！
市販のシャンプーはダメ、髪の毛や頭皮に良くないという声やネットの記事を目にします。
果たしてそうなのでしょうか？！
コンテンツ
市販のシャンプーがなぜダメなのかを考えてみた
そもそも市販のシャンプーがなぜ良くないのか？
その一番の理由としては
洗浄成分によるところだと考えます。
まずはご自身が使っているシャンプーの裏の成分表示を見てください。
もし、市販のシャンプーを使用しているなら
ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na
と書いてあるものがほとんどではないでしょうか？
これはヘアケアマイスターブックよりお借りした写真なのですが
この表を見てみるとラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naは洗浄力が強く、刺激も強いことがわかります。
実はこの洗浄成分、
ハンドソープや食器用洗剤に含まれているんです。
簡単に言うと汚れをしっかり落としてくれる!!
ってことです。
シャンプーだったら、ワックスや髪の毛や皮脂の汚れをしっかり落としてくれることがメリットではないでしょうか？！
ベタイン系、アミノ酸系のシャンプー
こちらの成分は美容室のシャンプーでよく見る成分です。
○○グルタミン酸、○○ベタインなどが語尾に書かれているものです。
洗浄力が優しく、低刺激なものが多いのですが少し泡立ちにくさもあるので、ラウレス硫酸Naと混合してバランスよくつくられているものが多いのも美容室のシャンプーの特徴です。
ここで
なぜ、美容室のシャンプーは高価なの？
ってところになるのですが、
ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naはもともとの泡立ちがいいので水で薄めても大丈夫なのですが、アミノ酸系は成分そのものが高価なのと、もともと泡立ちにくいのであまり水で薄めることができません。
それが美容室のシャンプーは高価な一番の理由です。
シリコンが入ってるシャンプーはなぜダメなの？
だいぶ前にシリコンがたっぷり入ったシャンプーが流行った時期がありまた。
シリコンそのものに有害なものはないのですが、度が過ぎるとカラーが染まりずらくなったり、パーマがかかりにくくなるといった現象が増え
原因はシリコンだ！
シリコンはダメものなんだ！
という認識になったことがシリコンが入ってない方がいいとみんなが信じたゆえんなのかと。。
適度なシリコンは、髪のクオリティーを維持する為には必要です。
よって適度なシリコンは髪の毛に何も悪いものではないと僕は考えます。
市販のシャンプーの原価は○○円
これは知り合いのメーカーさんに聞いた話になるのですが、市販のシャンプーの原価は数十円なものがほとんどなんだそうです。
なぜ？
宣伝広告費に莫大な費用がかかるからです。
誰もが知ってるシャンプーはテレビCMや広告で有名な女優さんが起用されています。
市販のシャンプーはドラックストアなどで見るとだいたい400円〜800円くらいですが、テレビCMなどで目にしたシャンプーがその値段で売っていることを考えると、原価を数十円という話にも納得ですね。
いろいろ考えてみたけど結局のところ市販のシャンプーはダメなの？
ってところになるのですが、
僕個人の意見としてはダメじゃないでしょ？！
と思います。
市販のシャンプーのいいところはその洗浄力とコスパです。
僕みたいな脂性のワックスべたべたの頭皮の汚れもしっかり落とします。
反対にしっとり系のシャンプーを使ってしまっては汚れを落とし切れずかえってかゆみの原因になってしまったこともあります。
ただ、僕は市販のシャンプーは使いません。
なぜなら、刺激が強いということは頭皮になんらかの影響は与えると思っています。
しかも西米家はハゲ家系です。
父親は30代前半で髪がかなり薄かったと言っています。
僕がまだ目に見えてハゲていないのは、少なからず、自分に合ったシャンプーを選んで使う。
そういった頭皮への配慮があったからこそ、なのかもしれません。
シャンプー選びは自分への現在から未来にかけての投資
だと思っています。
現在であれば髪のパサつきや広がりを改善したい。
カラーで染めた色を長持ちさせたいと誰もが思うとはずです。
未来で言うならば、
人はいつまでも美しくありたいと思うものです。
それは男性、女性関係なく
僕もハゲたくないし、いつまでもきれいな髪でいたいです。
それを叶えるには自分の頭皮や髪の毛に合ったシャンプーを使うということが大事です。
毎日使うものだからこそ、適切なシャンプー選びが1ヶ月後、半年後、一年後、そして数十年後に美しい自分へと導いてくれるのではないでしょうか。
何年経っても「きれいな髪の毛ですね。」と言われる自分でありたいですね。
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