この検証はあるひとりのお客様をきっかけに始まった。。
毎月ダブルカラーをしに来てくれているお客様がいるんですが
と聞くと
そこでカラー剤に工夫はしてみたもののなかなか色持ちの良さには繋がらず。。。
ヘアカラーを得意とする自分としては乗り越えたい壁なわけですが
ん〜
ん〜〜
……….
う〜ん。。。
…………….。。
そうだ!調べてみよう!!
ってことでことで検証してみました。
検証ポイントは
コンテンツ
ミルクティーベージュをブリーチした髪に染めて1番長持ちさせる方法
です。
検証方法は
・毛束をブリーチ。
・ミルクティーベージュで毛束を染める。
・毛束を市販のシャンプー、美容室のシャンプー、エンシェールズのカラーシャンプーで8週間(56回)洗います。
・8週間シャンプーしたそれぞれの毛束をミルクティーベージュで染めます。
この検証でどの方法がミルクティーベージュを1番キープできるのかを探っていきます。
それでは
毛束をブリーチしてミルクティーベージュで染めていきます
とりあえず毛束を4回ブリーチしました。
3つの毛束が同じ条件になるようにブリーチしております。
そして、ミルクティーベージュのカラー剤をブリーチした毛束にのせます。
ちなみにカラー剤はブリーチした毛束が、ミルクティーになるニュートラルブラウンをチョイスしています。
えっ?
ミルクティーベージュじゃないの?
って話しになるのですが,
ブリーチした髪の毛にミルクティーベージュで染めると緑色になってしまう可能性があるのです。。
ほんのり赤みの入ったニュートラルブラウンで染めることで、適度に黄色みを抑えてミルクティーベージュになります。
これがミルクティーカラー後の毛束です。
それではいよいよシャンプーをしていきましょう。
使用するシャンプーの種類は
市販のシャンプー
ズールで使っているオージュアのシャンプー
Aujua(オージュア) | 株式会社ミルボン
株式会社ミルボンAujua(オージュア)公式ウェブサイト。「その人の髪にその人のオージュア」をコンセプトに日本の女性一人ひとりの美髪をともに育むシステムヘアケアプログラム=オージュア。しなやかに弾む、上質な髪であなたをもっと美しく。
エンシェールズのカラーシャンプーです
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【色見本】エンシェールズカラーシャンプーの発色見本|エンシェールズカラーバター-Ancels Color Butter-
ヘアカラーその前&その後で!エンシェールズカラーシャンプーの発色見本をご紹介!白金・金髪・茶髪の上から使うとどうなるのか?使う前の髪色別にご覧いただけます!ふつうのシャンプーと同じように使うだけ!カンタンに髪色ケアやふんわりパステルヘアカラーが楽しめるよ!
カラーした毛束を市販、オージュア、カラーシャンプーで4週間洗います
オージュアのシャンプーで4週間洗った結果
4週間後に黄色みが出てきていますが、ベージュっぽさがまだ残っています。
市販のシャンプーで4週間洗った結果
3週間後に少し黄色みがでて4週間後にはかなり色落ちしています。
カラーシャンプーで4週間洗った結果
3週間後くらいから色が少し抜けてきているようにも見えますが、色が変化しているようにも見えます。
これはミルクティーベージュが色落ちしながらカラーシャンプーに含まれるカラーバターが染色していると考えられます。
ミルクティーベージュで染めた毛束を4週間シャンプーした色の変化
色の変化を比べてみましょう。
色の濃さを順にすると
カラーシャンプー>美容室のシャンプー>市販のシャンプー
という結果になりました。
それでは4週間シャンプーしたそれぞれの毛束を、さらに4周間シャンプーします。
染めた毛束を市販、オージュア、カラーシャンプーで8週間シャンプーしてみます
オージュアのシャンプーで8週間洗った結果
4週間後からあまり大きな色の変化はありませんが8週間後はやはり黄色っぽさがでてきました。
市販のシャンプーで8週間洗ってみた結果
4週間後から7週間後まで穏やかに色落ちしていますが8週間後にかなり激しく色落ちしております。
カラーシャンプーで8週間洗ってみた結果
確かに色持ちはいいのですが染めた直後に比べると別の色になっています。
それではそれぞれのシャンプーで洗った8週間後の毛束を比べてみましょう
こうして毛束を並べて比べると市販のシャンプーが一番色落ちが激しいのがわかります。
カラーシャンプーはさらに色が濃くなっていますが染めた直後に比べ、かなり色が変化しています。
では、なぜ市販のシャンプーがこんなにも色落ちしてしまうのかはこちらをご覧ください。
そして、この検証もいよいよ最終章です。
もう少しお付き合いくださいね。
8週間シャンプーした毛束を同じカラー剤で染めます
それでは、最初に使ったカラー剤のニュートラルブラウンで染めます。
果たしてどの毛束が1番きれいに染まるのか?
やはり1番色持ちの良かったカラーシャンプーなのか?
色が少し残っているオージュアのシャンプーか?
それとも、一番色落ちが激しかった市販のシャンプーか??
染めた毛束を比べてみましょう。
カラーシャンプー後に染めた毛束が一番濃く染まっています。
次に市販のシャンプーで洗った毛束が濃く染まっているように見えます。
オージュアのシャンプー後の毛束が一番ミルクティーベージュに見えます。
最初に染めたミルクティーベージュの毛束と比べてみましょう
どの毛束も最初に染めたミルクティーベージュに比べて色が違いますが
カラーシャンプーの毛束、以外はよりミルクティーベージュに染まりました。
この検証でわかったことは、カラーの8週間後に前回と同じカラー剤を使っても前回と同じ色にはならない。
つまり、カラーは積み重なる
ということです。
まとめると
色持ちと8週間後のカラーの仕上がり
8週間後の色の持ちが一番良かったのはカラーシャンプーでした。
次にオージュアシャンプー。
一番、色落ちしたのはやはり市販のシャンプーでした。
ただ問題点としては、カラーシャンプーの8週間後はミルクティーベージュというよりはチョコレートベージュになっていたということ。
カラーシャンプー8週間後にミルクティーベージュで染めた毛束も、ミルクティーのようなまろやかな仕上がりにはなりませんでした。
希望の色によっては、カラーシャンプーの使用頻度には注意が必要だということがわかりました。
市販のシャンプーとオージュアシャンプーを、8週間後に染めて感じたことは、市販のシャンプー後のほうが濃く染まっていたということ。
これはどういうことか?
髪の毛はダメージが進むほどカラー剤の濃いブラウンを吸い込む傾向にあります。
美容室のシャンプーに比べ、洗浄力が強い市販のシャンプーが毛に負担をかけていたことがわかりました。
希望のカラーを叶えていくなかで、美容室のシャンプーが一番良いということが、この検証でわかりました。
色落ちと次回のカラー時期
市販のシャンプーで洗った毛束は2〜3週間後に色が落ち、美容室のシャンプーで洗った毛束は3〜4周間で一気に色落ちしていました。
この検証からわかることは、ミルクティーベージュを維持する為に3週間から一カ月でカラーをすることが色のクオリティーを維持できることがわかりました。
こちらはブリーチした髪の毛に1カ月に一回モノトーンアッシュで染めたブログです。
検証結果からわかったミルクティーベージュを1番長持ちさせる方法
・一ヶ月に1度、美容室でミルクティーベージュに染める
・ご自宅でミルクティーベージュが落ちにくい美容室のシャンプーを使う。
・カラーシャンプーは使用頻度を決めて使うのはあり。
です。
この検証で僕が感じたこと
やはり、ダブルカラー後のご自宅でのケアは必須だということです。
ダブルカラーは美容室での滞在時間も長く、料金もかかります。
せっかくお金と時間をかけたのなら、1日でも長くミルクティーベージュを楽しんで欲しいなと思います。
ぜひ、ご参考に♫