いつだって変わるきっかけはシンプルで自分の信じたものをやり続けることかもよ?!って話し


西米さんは変わらなきゃって思った事はありますか?

その質問をされてそういえば変わりたいって強く願う時期はあったなあと懐かしくも他人事とは思えない質問に少し戸惑いもありました。

ただ20歳で社会人なりたての子からまさかそんな質問をされるとは思わなかったのですが、真面目で責任感の強い子なのだろうなというのが一緒に働いていてもわかります。

自分が20歳の頃といえば?

ほんと何も考えてなかったように思います。

早く仕事終わらね〜かな〜。

飲み行きて〜。

あと何日働いたら休みで休みの日は彼女とデートだパチスロで大勝ちしたるみたいなしょうもないことばかり考えてた記憶しかありません。

それでも仕事に行きたくないとかは思った事はなく、体力的に毎日しんどいなとは思ったものの周りの同期や先輩達にはほんと恵まれてたなつくづく思います。

だから変わらなきゃという気持ちとかってその当時はなくてどう楽しく毎日を過ごすを仕事も遊びも含め考えていたと言ったら聞こえはいいかもですが、その他の事を考えられるほど賢くもなかったのかもしれません。

そう考えると最近の若いのはと罵るオヤジたちもいますが自分らの頃よりは賢くてよっぽどマシだなあと感心させられることの方が多いように思います。

じゃあ自分がいつ変わりたいって思ったか?

社会人になって15年、変わりたいって思ったこと何度もあったように思います。

それこそ社会人なりたての頃も忘れてしまっただけで変わらなきゃって強く思っていたのかもしれません。

ただ、毎日しんどかったそれでも生きてくためには踏ん張らねばとも思っていたし何より他の道があるなども思わなかった。

がむしゃらに日々を過ごしていたらいつのまにか乗り越えられていたことは確かです。

その他にも、もっと上手くカットできるようになりたい、カラーをきれいに染められるようになりたい。

たくさんのお客さんに支持されたいなど純粋に想っていたように思います。

それでも自分の思った通りになることはなかなか難しい。

思いと行動には日々ズレが生じて諦めてはまた持ち直しとその繰り返しでその度に自分の中で言い訳を作っていました。

本当に変わるきっかけを作ってくれたのは息子

人はスイッチが入る瞬間が必ずあります。

それが僕の場合は息子が産まれてからでした。

家族を守る為と言ったら綺麗事かもしれませんが少なからず養っていかねばという覚悟と、自分自身がもっともっと豊かになりたいという欲が働いていたように思います。

そこからは自分に言い訳してる場合じゃありません。

稼がねば家族3人路頭に迷うことになります。

自分が欲しい物を手に入れるためにはもっともっと稼げる自分じゃなければいけません。

その為には自分のスキルを上げる為に休みの日には講習に行きまくって、たいした好きでもないビジネス書までも読むようになりました。

変わりたいから変わらなきゃに

そうやってがむしゃらな日々を過ごしていくうちにオーナーから店長を任せてくれるお話がありました。

評価された気がして嬉しかった事は今でも覚えています。

ただそこからは今までで生きてきて1番ツライ日々の連続だったかもしれません。

店舗を運営する上での責任の重圧に胃が痛くなる日も多々ありました。

挙げ句の果てには10円ハゲまでできたりととにかく毎日しんどかったことは鮮明にに覚えています。

変わらなきゃ、変わらなきゃって毎日思っていました。

それでも周りには悟られないよう平静を装ったりもしていました。

変わりたいという気持ちから今のままじゃダメだ。変わらなきゃオレが変わらなきゃって思うようにいつのまにかなっていました。

でもそれって今思えばたぶんその場を逃げ出したい自分と逃げちゃダメだって思う自分との葛藤の日々だったように思います。

じゃあどうやって乗り越えたか?

ある日バカらしくなったんです。

悩んでる自分はもちろん考えている自分に。

だって四六時中考えてるんですよ?

家帰ってから。

飯食ってる最中。

風呂入ってる時どころかテレビを見ている時から寝る間際まで。

その時間に何か行動した方がよっぽど有意義な時間が過ごせるんじゃないかと気がついたんです。

悩んだところで何も解決しない

そうなんです。変わらなきゃって思ったところで何も解決したことは僕の経験上ありません。

むしろその悩む時間にどうしたらもっとお客さんにシャンプーで喜んでもらえるんだろう?

どうしたら次のチェックで必ず合格できるのか?

そういう有意義な時間に当ててみてはどうだろうか?

すぐには何かが変わるわけではないのかもしれない。

けど毎回毎回シャンプーで必ずお客さんに気持ちいいと言ってもらえるシャンプーをしよう。

それを一年間続けてみたらどうだろう?

確実にその人の一年後は大きく変わっているはずです。

たくさんのお客さんから必要とされ、そのシャンプーを楽しみにご来店してくださることでしょう。

いつだって変わるきっかけは日々の中にしかなく、いかに自分が信じたことを日々やり続けるのかが大事なように思います。

そもそも変わらなきゃって思うこと自体がすごいこと

たぶんそれすら思わない人だってたくさんいると思います。

変わらなきゃっていう思いは少なからず現状の自分より良くなりたいっていう想いからくるものだと思います。

その想いこそがすでに素晴らしいことなんだと僕は思います。

とりあえず、自分は何をもって美容師になったのか?

ひとりの新入生が社内の誰よりもヘッドスパでお客さんに支持されたいと言っていました。

その想いを忘れずに日々そこに向き合って過ごしていれば必ず想った通りの自分になっているはずです。

あまり難しく考えすぎず、まずは夢中になれることを見つけ毎日継続してみる。

そうすれば1年後にはなんてことなかったなあと思える自分でいるかもしれませんね。

ABOUTこの記事をかいた人

飾らないありのままの女性の像を得意とする。 透明感のあるヘアカラーと柔らかいパーマに定評がありナチュラルな女性の魅力を引き出します。 抜群のセンスと高い技術で女性を美しくします。 またヘアケアにおいても日本最高峰のヘアケアマイスターの知識でダメージレスな施術とヘアケアのアドバイスにおいて艶のある美しい髪と朝のお手入れが簡単になることをお約束します。 LINE@からお気軽にご相談ください。 友だち追加