カラースペシャリストのニシマイです。
いろんなメーカーさんのカラー剤を使い倒してきた僕が今回アドミオカラーを使ってみて率直に感じたのは、「これほど使いやすく失敗しないカラー剤はない」というところです。
その理由と色別に仕上がりもまとめてみたので参考にして頂けたらと思います。
コンテンツ
アドミオカラーを使用してみた感想をまとめてみました
アドミオカラーを全色使ってみて、その間に感じたことを僕なりにまとめてみました。
この記事では美容師向けのテクニカルの話がメインとなっておりますが、色の雰囲気は一般のお客様も参考にして頂けたらと思います。
お客様からみたヘアカラーと美容師からみたヘアカラーの違い
アドミオカラーを美容師の視点から率直な感想を言うとアシスタントでも薬剤選定ができるというところにあります。
これはヘアカラーで悲しむお客様が格段にに減るということと、アシスタントが一生懸命薬剤の勉強をしなくてもすぐにお客様を染められるという利点があります。
これだけたくさんの勉強とお客様の髪を染めてきた僕から言わせてもらうと、ヘアカラーってものすごくシンプルなんです。
極論、お客様からみてこの髪色はマットでとかアッシュでとか言われてもわかりません。
ちなみに僕がアシスタントの頃はブリーチダブルカラー以外はピンクかベージュかくらいしかわかりませんでした。
そして根元が明るく毛先が暗いというような明るさの違いによる失敗はさすがにわかりました。
おそらくお客様も同じような目線なのでしょう。
ですからこの髪は黄色が強いから補色のバイオレットを何%混ぜて〜とかお客様には全然関係ありませんからー
ざ〜んね〜ん
というなんとも言えない波田陽区状態なわけですよ。
お客様がヘアカラーに求めているのは?
お客様が美容室にきてヘアカラーで求めているのは安心と安全です。
- 明るさによる失敗のないヘアカラー
- ダメージの少ないヘアカラー
- シンプルだけど希望の色が叶う
といったところでしょうか?!
それらをクリアしているのもアドミオカラーの特徴だとニシマイは感じています。
ちなみに下記の記事は縮毛矯正を繰り返したハイダメージ毛をアドミオカラーで薬剤も混ぜずに根元から毛先まで染めた仕上がりです。
本来なら根元と毛先の薬剤を変えなければ失敗するような髪の状態ですが
髪質やダメージに左右されない安定したカラー
僕がアドミオカラーで一番感動したのも根元と毛先の明るさを均一に染めてくれるところでした。
なぜなら通常は明るさに差があればあるほど根元と毛先のカラー剤を変えなければ均一に染まりません。
アドミオカラーは一本のカラー剤できれいに染め上げてくれます。
それはアドミオカラーの特徴でもあるファンデーション効果が均一なヘアカラーをいとも簡単に叶えてくれるからです。
以上のことからアドミオカラーはリスクも少なくお客様に安定したヘアカラーを提供することができます。
アドミオカラー使用後の手触り
アドミオカラーは従来のカラー剤に比べてアルカリ剤を抑えている為、髪への負担が劇的に減っています。
中でも髪質が硬くて太いといった髪質のお客様がカラー前よりも、しっとりまとまるようになったと喜びの声を頂きます。
色もちは?
ここは2剤のコントロールが重要になってきます。
オキシ6%だと褪色も早いので2.8%とうまく組み合わせてのパワーコントロールが必要です。
おそらく均一なカラーをするためのファンデーション効果原因と推測しますがパワーコントロールさえすれば問題ありません。
アドミオカラーの香り
カラー剤特有の鼻につんとするような嫌な臭いはありません。
フルーティーな甘い香りが、カラー中のひとときを癒しの時間にしてくれます。
実際、お客様からも「いい香り」と言って頂けます。
ナチュラルな個性が引き立つカラー
女性のナチュラルな魅力を引き出してくれるのがアドミオカラーです。
外国人風カラーのような色はブリーチダブルカラーで再現することも可能ですが今回はナチュラルなカラーをテーマにまとめています。
仕上がりは下記記事にてご参考ください。
人気のアクアの仕上がり
個人的に一番好きなチャコールの仕上がり
柔らかさバツグンのベイリーフ
ツヤ髪ならライラック
チョコレートのようなラセット
肌色にマッチしやすいオークル
特にチャコールとアクアは人気のお色となっていますが、個人的には日本人特有の赤みがある髪色を柔らかく見せてくれるベイリーフがおすすめです。
ニシマイ的アドミオカラーまとめ
僕個人としては色の種類も適度でお客様が選ぶ時に迷わずにすむということ。
選ばない色がないというのも顧客ニーズに合わせて作られているカラー剤だなと思いました。
オキシ6%だと褪色は早いですがパワーコントロールすれば大丈夫なのとダメージは気になりません。
使い手と顧客を考えた素晴らしいカラー剤だと思います。
ぜひご参考ください。