こんにちは。西米ことニシマイです。
長年、美容師をやっているとヘアカラーでなぜか赤というワードを敬遠される方が非常に多いと感じています。
冒頭から申し訳ないのですが、日本人の髪は赤くなりやすくそれをコンプレックスといつしか捉えるようになっていったのでしょう。
ただ、その根拠は未だにはっきりとはしていません。
それでもココアベージュやチョコレートブラウンなんて秋になるとでてきそうなカラーも赤が入った色になります。
ということで、アッシュばっかやってないで赤系カラーもしてみようぜ?
ということで、僕がおすすめる赤系カラーは髪のメラニンを活かすという方法でおすすめします。
いわゆる等身大ヘアカラーですよね。
コンプレックスを隠すのではなく、ありのまま活かすということです。
赤系ヘアカラーはどういう人におすすめか?
僕がおすすめする赤系カラーは見るからに赤というよりはツヤや深みを感じる赤です。
アッシュ系カラーをしてもアッシュに染まりにくい人や褪色するとオレンジになりやすい髪の人がおすすめです。
わかりやすく例にだすと、硬くて太い髪質の人の方が相性が良いです。
今回はこの髪をヘアカラーしていきます。
写真ではわかりにくかもですが、赤やピンクがきれいに染まりやすい髪質です。
赤系カラーはベージュブラウンに加えて染めていく
赤系カラーはベージュブラウンを軸に赤を足していくことで、ナチュラルで幅の広いヘアカラーを楽しむことができます。
暗いベージュブラウンをベースに赤を足すとココアベージュやチョコレートブラウンのような色になります。
ベースよりもほんのり暗いベージュブラウンに赤を足すとアップルティーベージュのようになります。
赤をほんのり足すことでツヤっていう印象を強く与えることができます。
アンダーを削らなくていいからダメージも少ない
アンダーというのはカラー前に髪の毛に残っている色素のことを言います。
赤みがでやすい人がアッシュにしようとすると強いカラー剤でアンダーを削らなければいけません。
その結果、髪のツヤが損なわれているパターンもあることを覚えておいて欲しいです。
ニシマイ的まとめ
もしなんとなく赤系のカラーを避けている人がいたら今までの考えをフラットにしてみてください。
赤が似合わないのか?
赤が単純に嫌なのか?
赤系カラーに古さを感じているのか?
過去に赤くなりすぎてトラウマになっているのか?
そんな方でもやってみたらめっちゃかわいいやんっ!!
ってなるかもしれません。
無理に赤くならないようカラーをすることでその人の髪の本来の良さを潰して可能性があることを忘れないでください。
ということで興味を持ったかたはご参考ください。