こんにちは西米ことニシマイです。
美容師をやっていると髪が傷むと言ったフレーズを聞くことがあります。
僕はそのフレーズがあまり好きではなくお客さん言われても「そうですね」と同調することはなく求めるスタイルにより必要な薬剤を使うことでのデメリットはお伝えします。
なぜなら傷むことを恐れてその施術を諦めた時点で求めるスタイルの幅は狭くなるのではないかと考えるからです。
その中でも縮毛矯正は薬剤も強いうえに180度の高温で髪の毛にアイロンをしていきます。
まあ、これだけ聞くと確かに傷む要素は満載ですが違ったケースで傷む場合もあります。
縮毛矯正の薬剤が原因で傷むケース
縮毛矯正をする際のかなめと言っていいほど縮毛矯正剤の選択は重要です。
カラーや縮毛矯正を繰り返している髪に強い矯正剤を塗ってしまうとダメージの原因となりますし、場合によっては毛が切れてしまうおそれもあります。
反対に癖が強い髪に優しい矯正剤を塗ってしまうとまっすぐにならずに癖が残ってしまいます。
ですから、縮毛矯正の薬剤選定を的確にしなければまっすぐにはならないのです。
しかも誤って髪の毛が耐えられないほどの矯正剤を使ってしまうと、髪の毛がチリチリになり元に戻ることはありません。
そういった事故につながるケースは稀としても僕が感じているのは、縮毛矯正の薬剤にビビりすぎじゃない?!って思うことは多々あります。
縮毛矯正で癖が残るのは、髪の毛が傷むかもしれないという恐れから弱い矯正剤を選ぶことで起こり、それが傷んだという錯覚に陥っているパターンをよく見ます。
ストレートアイロンで傷むケース
先程の話の続きになりますが、弱い矯正剤を選んでしまった場合、その後ストレートアイロンで伸ばすことが難しくなります。
すると必要以上にアイロンの熱を当てて、力いっぱいプレスして髪の毛を傷めるケースもあります。
これではせっかく矯正剤を弱めて髪の毛に負担をかけないようにしたのに逆効果です。
ちなみにアイロンによる髪のダメージは後にめちゃくちゃ髪が扱いにくくなります。
・クシが通らない
・髪の毛が乾かない
・やっと乾いたと思ったら広がる
やっかいですよね?!
でもこんな経験を縮毛矯正を体験者はあるのではないでしょうか?
そういうことも踏まえてアイロンの仕方には気をつけたいものです。
ニシマイ的まとめ
以上のことを踏まえて、縮毛矯正で髪が傷んだっていうよりそもそも癖がのびてないやん。。
っていうケースが非常に多いように感じます。
これは僕の勝手な想像ですが、ヘアカラーをしている人が非常に多い中、メーカーがより安全に縮毛矯正ができるようにしているのと、よりナチュラルなストレートヘアにできるようパワーをコントロールしているように感じます。
結果、薬剤を選ぶ時点で癖が伸びるまでの判断ができていないことが問題なのです。
ということで縮毛矯正は傷むと思っている人は今一度、自分の縮毛矯正を見直してみてはいかがでしょうか?
ご参考ください。