縮毛矯正毛を傷ませずにブリーチダブルカラーをする方法


こんにちは。ミレット元住吉にニシマイです。

今回はなかなかドキドキする施術のご紹介です。

というのも縮毛矯正にシルバーアッシュはなかなか難しい施術になります。

なぜ、縮毛矯正後のシルバーアッシュは難しいの?

そもそも縮毛矯正後に髪の毛を明るくするのはとても難しいことは経験されている方は知っていると思います。

理縮毛矯正の時のストレートアイロンによるたんぱく変性によりヘアカラーが反応しにくくなってしまうことが理由とされています。

そして縮毛矯正はとても強いアルカリ剤が配合された薬剤を使用するためその後のブリーチはとてもリスクの高い施術になるのですが、シルバーアッシュを叶える為には避けて通れません。

ですから何を優先するかで施術方法を選択していきます。

当然、髪のクオリティーを優先するのであれば縮毛矯正後のシルバーアッシュはおすすめしません。

それでもシルバーアッシュの色を優先するのであればヘアカラーを楽しんでもよいのではないかなと個人的には思います。

そのかわりもし初めての美容室なら、これまでの施術内容は詳しく伝えてあげてください。

なぜならこれまでの施術内容によってはアプローチ方法が全く違ってくるからです。

今回は僕がいつも担当させて頂いているお客様からのオーダーだったので、髪の状態を把握したうえでシルバーアッシュにしていきます。

縮毛矯正に最小限のダメージと時間でブリーチをしていく

まずは髪の脱色を優先しつつクオリティーも維持しながらブリーチをしていきます。

ビフォーはこちら

髪質データとしてはもともと癖が強く縮毛矯正やブリーチなどをした履歴があります。

本来ならクリア剤とブリーチを3:1で混ぜて様子をみていくのが安全なのかもしれませんが、施術履歴を把握しているということと、ブリーチ単品じゃなければシルバーアッシュが入るほど明るくならないという予測からブリーチ単品で明るくしました。

それでもまだオレンジが強めに残っています。

そして根元のブリーチをしない理由はシルバーアッシュがはいりにくく、根元から毛先までシルバーアッシュで染めるとなぜか根元だけ金髪が残ってしまいます。

均一なシルバーアッシュにする為には根元のブリーチは避けて染めることを僕はおすすめしています。

だいぶ明るくなりましたがブリーチを流してもけっこうオレンジが強く残っています。

この状態の場合、濃くシルバーアッシュを入れなければ染まりません。

いい感じにオレンジが消えてシルバーを感じるところでシャンプーをします。

アフターがこちらです。

これでシルバーアッシュのできあがりです。

ビフォーアフターはこちら

ブリーチしたのにも関らず、髪がちりちりすることなくシルバーアッシュを叶えることができました。

ニシマイ的まとめ

縮毛矯正毛にブリーチをする場合は必ず過去の履歴を共有することがとても大事になってきます。

そのうえでお客様がメリットとデメリットを必ず把握することで何を一番優先するかを改めて考えることができると思います。

僕なりの経験を踏まえるとこういうケースの場合、中途半端が一番満足いかない結果になることが多いように感じます。

ダメージを恐れブリーチを避けた結果全然思ってた色にならない。

かといってシルバーアッシュにしたはいいが髪が痛みすぎて手に負えず髪を切ったという方もいます。

髪のクオリティーか色かの選択肢の中で自分が満足できるよう、さまざまな方法を模索し自分にとって一番のベストをリスクを踏まえたうえでヘアスタイルに向き合う。

そうすれば自分の理想のヘアカラーを叶えられるでしょう。

ぜひお気軽にご相談ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

飾らないありのままの女性の像を得意とする。 透明感のあるヘアカラーと柔らかいパーマに定評がありナチュラルな女性の魅力を引き出します。 抜群のセンスと高い技術で女性を美しくします。 またヘアケアにおいても日本最高峰のヘアケアマイスターの知識でダメージレスな施術とヘアケアのアドバイスにおいて艶のある美しい髪と朝のお手入れが簡単になることをお約束します。 LINE@からお気軽にご相談ください。 友だち追加