こんにちは。ミレット元住吉のニシマイです。
かれこれ白髪との付き合いは20歳の頃からですから15年くらいになります。
ですから白髪染めをする人の悩みなどはそれなりにわかっているつもりです。
- 髪が傷む
- 根元がのびてきたときに気になる
- 毛先の色落ち(白髪がきらきら光っている)
だいたいこの3つが悩みの大半を占めているのではないかと思われます。
コンテンツ
白髪染めは傷む?
そう、結論から言うと白髪染めはファッションカラーに比べて傷みます。
その理由は白髪染めの薬剤は白髪を染めるためパワーが強めになっています。
白髪は普通の黒髪に比べて毛髪が太くなっているため染まりにくいのです。
そんな白髪染めを毎回毛先まで染めていたらそりゃ傷みます。
白髪染めをすると髪がぱさついたり指通りが悪くなるのもこれが原因とされています。
そこで生まれたのがリタッチという根元だけ染める方法です。
一見、髪の毛には優しいリタッチですがこの方法についてのデメリットもあります。
白髪染めの毛先のメンテナンス方法
リタッチのデメリットとして3つ
- 根元と毛先で色があわせにくいといこと。
- 毛先の色が明るくなり傷んで見える。
- 毛先の色落ちと共に白髪がきらきら光だすということです。
先に言ったように、白髪染めは普通のカラー剤に比べてパワー強めで染料が濃くつくられているのでしっかり暗く染まるのに色落ちした時は明るくなるという現象が起こります。
その現象を防ぐ為に毛先まで染めるのですが髪の傷みは防ぎたいところ。
そこで、ノンアルカリカラーを使って毛先を染めていきます。
ノンアルカリカラーとは?
ノンアルカリカラーとはアルカリ剤が入っていないカラー剤で、いわばトリートメントのようなものです。
トリートメントの効果を発揮してくると共にカラー剤として染めてくれる効果もあります。
ですから、何回カラーをしても髪が傷むことはない魔法のようなカラー剤です。
そんなノンアルカリカラーでもデメリットもあります。
白髪にしっかり染まらないことやカラーの発色はアルカリカラーには敵いません。
ノンアルカリカラーを繰り返していると毛先の白髪が気になってきます。
そんなときにおすすめの施術方法があります。
白髪が見えてきた毛先に一番明るい白髪染め
ミルボンのオルディーブクリスタルで例えると、一番明るいラインが11レベルです。
しかし、11レベルのカラー剤をそのまま使うと毛先が傷んでしまうのでオキシ3%にすることでダメージを最小限に抑えることができます。
なぜ、11レベルなのかというと7レベルより暗い白髪染めはブラウンの種類がまるっきり違います。
7レベル以下は黒、8レベル以上は茶色といったように色そのものが違うのですでに染まっている毛先に7レベル以下のカラー剤を使うと暗くなってしまいます。
11レベルを使う理由は明るさをそのまま白髪もしっかり染めてくれるからです。
実際に染めてみた
こちらは白髪染めを毎月しているお客様の髪の状態です。
この状態をみて感じるのは、表面が明るくなっていること。
ノンアルカリがベースなので、よく見ると毛先の白髪がでてきています。
根元にオルディーブクリスタルのC9ーCBを6%
毛先にC11-15を3%で染めました。
仕上がりはこちら
まず感じたことは表面の明るさがおさえられ、均一に染まっているということ。
そして白髪にもしっかりと染まりました。
傷んで見えた髪が色が入ったことで見違えるように変わりました。
ビフォーアフター
このツヤと透明感
ニシマイ的まとめ
正直リタッチならご自宅で自分でもできるけど、毛先まで均一にしかもダメージを最小限におさえカラーができるのも技術、知識、薬剤どれかひとつでも欠けたらかないません。
しかもこれを続けることで今までに味わったことのないような上質な髪を手に入れることができます。
リタッチが髪のクオリティーを維持するうえで一番いい方法だと思っていた方にはビックリするような内容だったと思いますがぜひ試していただきたいと思っています。
理想は4回に1回の11レベル3%に他ノンアルカリでメンテナスするのが一番ベストな方法です。
ぜひお試しください!
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