カットで大事なことは何cm切るではなくどんなイメージかを相談する


こんにちは。ミレット元住吉のニシマイです。

みなさんは髪の毛を切るときにどのようにオーダーしていますか?

僕もお客様とカウンセリングをすると何cmというようなオーダーを時々頂くのですがそれってとても危険だということをご存知でしょうか?

人によって違う何cm

何センチ切るというオーダーは伝える側とすればとても楽だしおおよその目安にもなりますが1cmの目安は人によって違います。

正確に定規で測ればいいのかもしれませんがそれでも美容師とお客様での長さの目安は違います。

それが仮に髪の毛長い人が5センチ切りたいとオーダーした場合にあなたの中で1センチだと思っている長さが7ミリだとしたらどうでしょう?

1.5cmもの誤差が生まれます。

しかも美容師側がさらに1cmを何となくで切って実は1.2cmも切っていたらその差は2.5cmにもなります。

ですから何cmというようなやり取りでのカットは僕はあまりおすすめしません。

そもそも切ることが前提の話

そもそもその話は切るということが前提になっていませんか?

女性は長さの違いで印象がだいぶ違ってきます。

そしてお手入れ方法も人によって異なります。

  • ストレートアイロンで仕上げるのか?
  • コテで巻くのか?
  • どんなお洋服で出かけるのか?
  • 背の高さに髪の長さは似合っているのか?

ざっと思いつくだけでもこれくらいあります。

何cm切るという話は切ることが目的になっていて決してその人に似合うとかスタイリングに合わせた話にはなりませんよね。

似合わせを考えた長さ提案

そこで僕は似合わせと普段のスタイリングを考えた提案をさせて頂きます。

今回のお客様は

  • コテで巻く
  • 長い中でも軽さが欲しい
  • 毛先は重め希望
  • 長い中に流れる毛が欲しい

というようなオーダーを頂きました。

毛先を重めにカット

毛先は梳かずに重めにカットをしました。

そしてポイントは重く見えるようにハサミを縦に入れずにまっすぐ切ることで毛先が重くなります。

重く感じる部分だけ軽く

髪全体の量が軽く感じればいいのですからポイントで梳きバサミを入れていきます。

表面に入れてしまうとい髪の毛がきれいに見えないので中の方や耳の上や少し後ろあたりを中心に軽くします。

下の写真は軽さを加えた後です。

毛先に重みがあり全体が軽くなっているのがわかります。

それだけでも髪全体が軽くなり乾かすのも早くなります。

流れる毛を作る

前髪と表面に短い毛を少し作り流れる毛を作ります。

そうすることで長い髪の中に軽さと巻いたときに動きがでてきます。

巻いたときに合う長さにカット

普段の洋服や巻いた感じなどを確認して長さを決めています。

ですから後ろ姿も違和感のないヘアスタイルになります。

まとめると

カウンセリングの際は何cmではなくこれくらい切ったらこういうイメージになりますよという事を重点にお話をします。

そうすることで実はもっと切った方がいいのかもしれないしそこまで切らない方がいいって話にもなると思います。

何よりカットをする目的は見た目的にもライフスタイル的にも豊かになることが目的です。

そこを重視してヘアスタイルを決めていくことでより満足できるヘアスタイルになると思います。

カウンセリングの際は是非どんなイメージでどういうスタイリングをするのかをご相談頂けたらなと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

飾らないありのままの女性の像を得意とする。 透明感のあるヘアカラーと柔らかいパーマに定評がありナチュラルな女性の魅力を引き出します。 抜群のセンスと高い技術で女性を美しくします。 またヘアケアにおいても日本最高峰のヘアケアマイスターの知識でダメージレスな施術とヘアケアのアドバイスにおいて艶のある美しい髪と朝のお手入れが簡単になることをお約束します。 LINE@からお気軽にご相談ください。 友だち追加