白髪染めを明るくしたいけどダメージが気になる髪を明るくツヤ髪にする方法


こんにちは。西米ことニシマイです。

半年ほど前にこんなメッセージをいただきました。

はじめまして!
ネットで拝見しました。
髪の悩みがあります。

まず、私は縮毛矯正をここ数年かけており、それと合わせて黒い白髪染めをしておりました。
今回イメージを変えたく、美容師さんに相談してデジタルパーマをかけました。
もともと毛量が多く太くて硬い髪質のため、パーマヘアにしたところ、真っ黒な髪色だとすごく重く見えてしまって…
少し明るい色にしたいと美容師さんに相談したところ、今まで黒い白髪染めをしてきたことと、縮毛矯正をしているため、色が入らないと思うけど、ここでブリーチしてしまうととんでもないことになってしまうのでブリーチはせずに、一か八か14トーンで染めてみましょう
ということになりましたが、残念ながら色は入りませんでした。
それで少しでも明るく見せるために、ハイトーンのメッシュを入れてもらったのですが、黒い髪とメッシュの差が際立って違和感があります。
このような髪でも明るくできますでしょうか?
ちなみに、毛先はかなり傷んでバサバサな状態です😭

簡単にまとめると

・明るくしたいけどならない

・これ以上は痛ませたくない

とのことでした。

実際ご来店頂いた時の状態がこちらです。

ハイライトが入っていますがベースは黒に近い状態でした。

縮毛矯正の上からデジタルパーマもされていたので確かにダメージ否めませんでした。

明るくする為にブリーチを提案

実際、黒い白髪染めの髪はブリーチをしなければ明るくなりません。

ただ、実際ブリーチをしたらとんでもないほどダメージを受けるというのも事実です。

そこでトリートメントがベースなった0クリアにブリーチを混ぜて染めるという方法をとりました。

この方法なら髪への負担を最小限に抑えてブリーチをする事ができます。

ブリーチ後の仕上がりはこちら

ブリーチした右のほうが明るくなりました。

ブリーチだけだとただ明るくなっただけなのでノンアルカリのアッシュで染めます。

ブリーチする前と見比べてみてもその差は一目瞭然です。

ここまで明るくすると、あとは日が立つにつれ明るくなっていきます。

一度明るくしたらひたすらケア

一度明るくしたらとことんケアに徹します。

まずは髪の毛がきれいに見えるようにノンアルカラーで根元以外の色を補充していきます。

写真は1ヶ月後に染めた時のビフォーアフターです。

色が抜けているので再びノンアルカリカラーで染めています。

ヘアカラーは重ねるほど色が定着します。

暗くならないよう優しく何度も染めるのです。

そうする事で髪に色素が入って色による髪のツヤがでるのです。

サロントリートメントの重要性

カラーと同時にプロにしかできないシステムトリートメントもしていきます。

普通のトリートメントに比べ、サロントリートメントは効果が全然違います。

というのもダメージ具合や髪質によって種類やつける量をプロの目をもって選択して内部まで浸透するようダメージ補修をしていきます。

縮毛矯正にデジタルパーマと14レベルのカラーとダメージが激しかったので、すぐには効果は感じられませんでしたが髪の毛に自己再生を促すイミュライズでケアをしていきました。

自宅でのケアの重要性

ダメージケアとしてご自宅でのケアが重要になってきます。

と言っても特別に何かする必要はありません。

シャンプーを変えるだけでも高い効果が得られます。

今回はサロントリートメントと同様に自己再生を促してくれるオージュアのシャンプートリートメントを使ってもらいました。

イミュライズの詳細はこちらを参考にしてみてください。

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扱いやすさ重視のカット

傷んでいるところをカットしてしまえばすぐにでも解決できます。

ただ髪質やクセ、様々な要素を考えて今すぐ切らない方がいいという判断をしました。

切ることで扱いやすくなるかもしれませんがそれしか選択肢がないとなるとヘアスタイルの幅も狭まります。

そこでケアを重視したカットでヘアスタイルをキープしていきます。

毛先と枝毛をトリミングして、根元の量をとるカットで形を変えずに扱いやすいヘアスタイルにします。

カラーを積み重ねた結果

3回目のカラーです。

前回と褪色具合を比べて右が今回染める前なんですが、色が残っているのがわかります。

そしてカラー後の状態です。

ここまでくると色がだいぶ定着してきました。

ケアの甲斐もあってダメージもだいぶ落ち着いてきました。

ツヤ髪の完成

そして4回目のカラーとカットです。

これくらいカラーを積み重ねると安定した色になります。

そして半年前に比べツヤが全然違います。

そして全体が明るくなり柔らかくみえるようになりました。

明るいツヤ髪ができるまでのまとめ

ツヤ髪までの道のりに特別なことは必要ありません。

なるべく負担がかからないように黒い白髪染めを明るくしてノンアルカリで色を定着していく。

サロン&ご自宅でのケアを徹底してやるだけでこんなにも髪の毛はきれいになるのです。

今後はパーマや縮毛矯正も髪に負担がないようもっときれいなツヤ髪をつくっていきます。

ABOUTこの記事をかいた人

飾らないありのままの女性の像を得意とする。 透明感のあるヘアカラーと柔らかいパーマに定評がありナチュラルな女性の魅力を引き出します。 抜群のセンスと高い技術で女性を美しくします。 またヘアケアにおいても日本最高峰のヘアケアマイスターの知識でダメージレスな施術とヘアケアのアドバイスにおいて艶のある美しい髪と朝のお手入れが簡単になることをお約束します。 LINE@からお気軽にご相談ください。 友だち追加