こんにちは。西米ことニシマイです。
ヘアカラーあるあるで、よくアッシュ系にして欲しいとか赤くなるのは嫌だというオーダーを頂きますが、髪を見てみると硬くて太くて量の多い方のオーダーが圧倒的に多いような気がしています。
そういった方の髪の毛の特徴としてヘアカラーで髪が赤くなりやすいことや硬い、太い、量が多いということに並ならぬコンプレックスを持っています。
髪質そのものを変えることはできませんが、髪の見え方を変えることはできます。
髪が柔らかく見えるアッシュ系カラー
アッシュにしてくださいというオーダーが多いのは赤みを抑えることで髪を柔らかく見せることができるという美容師の都市伝説ですが、実際アッシュカラーをしたところで赤みが消えるわけでもなければ柔らかく見えるわけでもありません。
なぜなら髪が硬くて太い人は通常の髪質よりも赤みが強い傾向にあります。
赤みが強い髪にいくらアッシュカラーをしてもオレンジにしかなりません。
そこで大事なのは赤をしっかり消してからブルーが入るようなカラー剤の選定をすればよいのです。
グレイブラウンとブルーアッシュ
使う薬剤はタマリスのクリエイティブネオです。
8グレイブラウンと6ブルーアッシュを4:1の配合でつくります。
8グレイブラウンでしっかり赤を抑え6ブルーアッシュの青が強いカラー剤で柔らかく見えるようチョイスしました。
実際染めてみた
今回のお客様は赤みがでやすくこのように褪色時には髪がオレンジに見えやすい髪の毛です。
説明した8グレイブラウンと6ブルーアッシュを4:1で染めていきます。
仕上がり
染める前に比べて赤みがなくなり、髪の毛全体が柔らかい印象になりました。
ニシマイ的まとめ
メーカーにもよりますがアッシュで染めたからといって必ずしも赤みが消えるわけではありません。
今回のケースのように希望の明るさ濃いアッシュを足していくっていう方法は安定したカラーと赤みを抑えることができるのです。
結果、髪の毛を柔らかく見せるカラーができるということですね。
ぜひご参考ください。
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