こんにちは。西米と書いてニシマイです。
美容室に行く理由は日々のヘアスタイルがキマるというのがひとつの目的としてあるのですがと、時にはヘアスタイルのもちを良くする為の好意が良からぬ結果を招くこともしばしあります。
僕自身も経験がありますが、その多くはパーマであることがほとんどです。
その理由としてはしっかりパーマをかけることで、もちがよくなると思い込んでいることです。
パーマを強くかければもちは良くなりますが、スタイリングがしにくくなります。
パーマでスタイリングがやりにくくなったら?
パーマでスタイリングがしにくくなるほとんどが根元付近までロッドを巻いた場合が多いです。
例えばこちらのお客様
朝、簡単にスタイリングできるようにとパーマがすぐ取れてしまうというお悩みから根元付近から強めにパーマをかけてもらったそうです。
もしこのヘアスタイルを強めなウェーブの仕上がりにするのならオッケーなのですが、毛先にワンカールを求めているのならば全く違うイメージになります。
それをイメージに近づけようとドライヤーを一生懸命やっても思い通りにならずそこでスタイリングしにくいことを知ります。
確かにパーマを強く根元付近から当てればもちは良くなりますが、イメージは全然違ったものになります。
パーマのもちと求めるカール違うのです。
ですからまずは自分の理想とするヘアスタイルを自分でセットできるよにパーマをあてることが前提なのです。
では今回のようなケースはどう対応したら良いのでしょうか?
スタイリングのしやすや+艶
ここで優先すべきは、スタイリングのしやすさです。
パーマを落とすという方法もありますが、僕はここはあえて縮毛矯正をおすすめします。
せっかくかけたパーマなのに?と思う方もいるかもしれませんが、仕上がりのツヤが全然違います。
これは縮毛矯正の技術を使わなければなければなりません。
ニシマイ的まとめ
僕はパーマをかけることに否定的なわけではありません。
むしろヘアスタイルやりやすくする上でとても重要な技術だと思っています。
ただもちも重要な要素だと思いますが日々のお手入れのしやすさはもっと重要です。
求めるスタイルに対してのカウンセリングと共有がすごく大事でメリット、デメリットをしっかり確認しイメージを擦り合わせることがすごく重要だと思います。
何も特別なことはしていない、難しく考えあれこれやるより、お客さんの求めてることはとてもシンプルなのかもしれませんね。