こんにちは。西米ことニシマイです。
美容室はきれいになるところという認識を僕は持っていますが、基本的に日々その状態を維持できなければ意味はないと思っています。
だからといって美容室に行く頻度を減らすということではありません。
持ちのいいのとヘアスタイルの維持は何ら関係ありません。
持ちが良いカットはやろうとおもえばできますがその人の魅力を最大限に引き出すというのが僕の使命だと思っています。
日々きれいを維持する為には?
美容室でのマメなメンテナンスとご自宅でのケアが重要になります。
そしてスタイリング的観点から言うとパーマや縮毛矯正も必要な場合もあります。
その中でも髪のダメージは最小限に抑えなければいけません。
なぜならダメージがスタイリングのしやすさや髪のまとまりとツヤに大きく影響してくるからです。
それでも時として望んでないヘアスタイル&望んでないダメージを負わせることになることもあります。
むしろダメージのせいでヘアスタイルを好きになれないという場合もあります。
そういった意味ではヘアスタイルを再現する為にはカラーやパーマのダメージは絶対に避けなければないけません。
カラーやパーマで傷んだら?
それでもカラーやパーマで傷んでしまったらどうしたらいいのかというと、まずは相談してください。
現状のなかで、必ず解決策はあります。
今回のお客様のケースは縮毛矯正とカラーを同時にしたことによるダメージで髪が耐えきれずにチリチリになってしまったケースです。
髪が絡まり、広がり、はねるなどスタイリングがしにくいそうです。
こういったケースの場合、ダメージを与えまいとカラーを避けることもあるのですが毛先まで染めることをおすすめします。
なぜなら、色が明るいことで傷んで見えているということもあるからです。
カラーによるダメージが心配ならノンアルカリカラーで染めれば良いからです。
そうすれば髪に負担なくカラーができるので色によるダメージは解決できます。
チリチリになった髪の毛を改善する方法は?
正直チリチリになった毛は元には戻りません。
どんなトリートメントをしても、自宅でのケアを頑張っても予防はできますが、直すことはできません。
ですからカットで解決していきます。
カット毛先を少し切るだけでも全然違います。
今回のご希望はなるべく短くしたくないということで、毛先のチリチリした部分をヘアスタイルの仕上がりを想定しながらカットして整えていきます。
そうすることで、日々のスタイリングやお手入れが格段にやりやすくなります。
仕上がり
以上の方法でカットとカラーをした仕上がりです。
このように根元から毛先までツヤツヤになり、スタイリングがしやすくなります。
ニシマイ的まとめ
今回のお客様はヘアスタイルがまとまらずに美容室に行くか行かないかずっと迷っていたそうです。
しかもチリチリだったのが恥ずかしくずっと美容室を我慢していたのだとか。
何が言いたいのかというと、決して前回施術した美容師さんがどうのとかというわけじゃなく、解決方法はいくらでもあるということです。
伸ばしているのに切らなければならないというのも勇気がいることかもしれませんが、切りたくない場所は残して改善すればいいと思います。
今回「もっと早くくれば良かった」と言って頂けたのですが本当にその通りでお客様の希望と可能なことを共有し提供するということが大事なんだと思います。
同じような境遇の方がいたらご参考ください。
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