ズール新丸子店の西米です。
一応美容師です。
そしてヘアケアマイスターです。
何年か前の事なので記憶の中の引き出しから出せる程度に簡単にお話しできればなと思います。
美容室でのトリートメントは必要か?
この疑問への率直な答えとしてはしたほうがいいということをいつも言っています。
なぜかというと、自宅でやるトリートメントと美容室でやるトリートメントでは髪の毛の内部補修力が全然違うからです。
ご自宅でのトリートメントがシャンプー後に誰もが手軽にできるのに対して、美容室でのトリートメントは技術を要するからです。
それくらい髪の中に補修成分を入れるのって難しい事なんです。
時々ロフトとかでシャンプーコーナーをのぞいたりすると美容室専用の3ステップになっているトリートメントを目にしますが、髪質や根元から毛先までの髪の毛の状態、それによってどの種類のトリートメントをどれくらいの量をつけるかなどの知識や技術が必要です。
そういった意味では普通にプロ専売品のトリートメントがディスプレイに並べられている光景を目の当たりにすると少し恐さも感じたりします。
使い方を一歩間違えたらトリートメント本来のパフォーマンスを発揮できないからです。
そういうことも踏まえて美容室のトリートメントはやった方がいいということを僕はお伝えしています。
それではトリートメントがなぜ美容室で重要なのかを説明していきたいと思います。
髪質と状態を見極めプロの目
トリートメントは髪質はもちろんのこと状態も見極めなけれいけません。
たとえば、からまりやすい人に広がりをおさえるようなしっとりしたトリートメントを選ぶとより指通りが悪くなります。
ベストなトリートメントを選択するには知識と髪の状態を見る目が必要になってきます。
適切な技術
トリートメントを毛髪内部に入れるには技術が必要です。
髪の毛に適切な水分を残した状態で適量を揉み込むことで髪の毛にしっかりとトリートメント成分を入れることができます。
トリートメントの動画はこちらをご参考ください。
トリートメントの持続期間
トリートメントの持続は約1ヶ月です。
ただし、ご自宅でのシャンプーも洗浄力が強いもので洗い続けてしまうとトリートメントの効果が薄れてしまうので注意が必要です。
どんなシャンプーがいいのかはこちらをご参考ください。
トリートメントはしたほうがいいのだけれども?
やはり髪の毛になるべくいい状態に保てるように努力は必要です。
一度傷ついてしまった髪の毛を良い状態に持っていくことは簡単ではありません。
日頃から髪の毛のケアと向き合うだけではなく、何気ない事で髪の毛を傷つけていることもあります。
そういった意味では自分自身の髪の毛の取り扱いには細心の注意が必要です。
まとめる
トリートメントが必要だということはご理解頂けたと思います。
そしてトリートメントには知識と技術が必要なこともご理解いただけたかと思います。
その効果を最大限に発揮する為には自分自身のご自宅でのケアが必要なことも。
トリートメントの1番のメリットは髪のツヤとスタイリングのしやすさです。
こういった取り組みと結果が髪の毛に対する意識をも変えてくれるのです。
ぜひ美容室でのトリートメントに対して悩んだ際にはご参考ください。