こんにちは。ミレット元住吉のニシマイです。
今回縮毛矯正でいつもまっすぐになり過ぎるのが嫌だというお客様をナチュラルなストレートになるようにしました。
ストレートパーマはアイロンと薬剤で仕上がりが全然変わります。
縮毛矯正との違いを簡単に話すと強い薬剤で高温のアイロンでしっかりクセを伸ばすのが縮毛矯正だと思ってください。
反対にナチュラルなストレートは程よい薬剤でアイロンは低温で軽くクセを伸ばすことでできます。
ただしこの方法はクセが伸びないかもしれないというリスクがあるので結構敬遠される美容師も少なくありません。
それでも現状の縮毛矯正に不満を抱いている方が多いのも事実です。
そこで今回はどんな方法でストレートをナチュラルにかけていったのかをお伝えできればなと思います。
クセの強さを見極める薬剤を塗る
ナチュラルなストレートをかける場合は薬剤が強くないので塗る場所をクセの強い部分や1番しっかり伸ばしたいところなど優先的に塗っていきます。
まずは全体のクセを見極めます。
表面のクセが1番強いのと
前髪をしっかり伸ばしたいので
前髪→表面→襟足から横へと順に塗っていきます。
根元はクセが伸びるように薬剤を選択し毛先はメンテナンス程度のトリートメントベースのものを使います。
そうすることで毛先がアイロンだけで内巻きに入るようにストレートをかけることができます。
薬剤を流します。
濡れた状態ではクセが伸びているように見えますが乾かすとクセがでてきます。
これは髪の毛の結合が濡れた時と乾いた時で繋がるものが違うからです。
こんな感じに大きくうねりのある髪質はクセが伸びにくいので注意が必要です。
ただ今回のストレートはまっすぐにすることが目的ではありません。
ですからアイロンの温度を通常180度でやるのですが160度に下げてやっていきます。
温度を下げているのでまっすぐにアイロンしても問題なく仕上がりはちゃんとナチュラルになります。
2液をつけてシャンプーします。
ナチュラルストレートの仕上がり
下の写真が仕上がりです。
乾かしただけでですがクセが抑えられまっすぐ過ぎない仕上がりになっています。
ビフォーアフターで見比べてみても
膨らみがなくなってまとまっているのがわかります。
根元から毛先のおさまりかた自然
横のシルエットをみるとわかりやすいのですが根元から毛先までのおさまり方が自然です。
この方法なら縮毛矯正特有の四角いシルエットから丸いシルエットに仕上げることができます。
前髪は特に慎重に
前髪は特に重要なのでアイロンは慎重ににやります。
まっすぐ過ぎても嫌だという声も多いですが伸びてないのも嫌だというなかなか絶妙な加減が難しいのです。
ですからアイロンの温度を低いところから伸び具合を見ながら徐々に温度を上げていきます。
下の写真はビフォーアフターです。
これもドライヤーで乾かしただけの仕上がりになりますが自然なのがわかります?
こういう感じ前髪は印象を大きく変える部分なので1番最初に薬剤を塗り操作しやすくした状態でアイロンを慎重にやってくことで自然な前髪のストレートにすることができるのです。
まとめ
この方法はストレートによる大きな変化よりもまとまりを重視したものになります。
デメリットとしてはクセが強い方には向いてないのでそういう方は縮毛矯正をおすすめします。
逆にいつも縮毛矯正の不自然なまっすぐさが嫌だという方にはとても良い方法です。
まっすぐになったストレートヘアに不自然さを感じてストカールという方法もありますが髪への負担やコスパを考えたら無駄なことはせずに最初から自然なストレートパーマをかけるのがベストです。
いかに自然に朝のスタイリングを楽に過ごすのか?
今回はそんな願いに応えた施術方法でした!
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