こんにちは。ミレット元住吉のニシマイです。
白髪染めの色持ちが悪いというお悩みをお持ちのお客様を担当させて頂きました。
色持ちが悪く感じる理由を聞いてみると毛先がすぐに明るくなってしまうことと根元の白髪がすぐ生えてきたように感じるということでした。
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根元が染まっていない可能性
白髪染めは明るさを求めるほどカバー力が弱くなります。
それは白髪をカバーするブラウンが明るくなるほど薄くなってしまうからです。
根元が染まってないと感じた時は明るい白髪染めで白髪をカバーできてないんだなと思うのが適切です。
もうひとつは時間を置いてないパターンんです。
白髪染めは時間を置くほど色が定着します。
僕の場合は白髪でも最低30分置きます。
それはメーカーが髪の毛や頭皮、カラーを全体に塗り終わるまでの時間を配慮したうえでの時間設定になっているので置く時間が少ないと白髪の染まりが薄くすぐ色落ちします。
色のコントラストの差で白髪が目立つ理由
根元の白髪がすぐ伸びて感じる理由としては色のコントラストによるもので黒に白髪があると目立つけど明るい茶色に白髪の方が目立ちにくい傾向があります
それがまさに色のコントラストによる明るさの違いで
黒→茶色→白の順に明るく見えます。
ですから前回の白髪染めが黒だと生えてきた時にすぐ気になってしまうこともあります。
適度な明るさがあった方が白髪が目立ちにくくなります。
毛先のダメージが原因で色落ちするケースも
そしてもうひとつは毛先のダメージが原因で色がとどまるだけのタンパク質がないということです。
その場合はサロンでのトリートメントケアだけでは解決しません。
ではどういった方法で解決するのかというと髪の毛に負担がないようにノンアルカリカラーで色を定着させていきます。
ただノンアルカリカラーに比べてアルカリの入った白髪染めの方が色の定着力が高いです。
毛先の白髪が気になる場合はアルカリの入った白髪染めを使った方良いでしょう。
両方のメリットとデメリットを理解したうえでの毛先のカラーをお勧めします。
そういった知識を理解してもらいつつ今回は3つの施術方法を提案させて頂きました。
色持ちを良くする為の3つの施術方法
今回のご希望は明るさは今くらいかそれよりも落ち着いた色でもいいということでした。
状態を見る限りでは根元の白髪は10%程度なのである程度の透明感がでるカラー剤を使用しました。
その中でも白髪はしっかり染めたいので6プルーンアッシュという暗めのカラー剤でしっかり染めていくことをおすすめしました。
そして毛先は3つの方法を提案させて頂きました。
- アルカリカラーの白髪染めでしっかり染めていく
- ファッションカラーで透明感をだし根元もいつもより明るい白髪染めで染める
- 毛先はノンアルカリカラーでダメージ対策
カウンセリングの結果ノンアルカリカラーでケアをしていく方法で染めていきました。
ノンアルカリカラーの仕上がり
今回は透明感がでるようにアッシュで染めています。
手触りもカラー前よりも良くなっています。
アルカリカラーを繰り返すと染める度に脱色を繰り返すことになり褪色はとまりません。
それに比べてノンアルカリカラーならトリートメント感覚で色を重ねていくことができます。
まとめ
色持ちのいいカラーの大前提は髪にいかにダメージを与えず毛先を染めるかです。
そして置く時間は色持ちに大きな影響を与えるということも理解して頂いたと思います。
明るさに関しては似合わせやライフスタイルによって難しいかもしれませんがその他の部分で言えば美容室で美容師がちょっと工夫すれば改善できる悩みです。
もちろんホームケアも大事ですがまずはカラーで傷ませないというところから色持ちのいいカラーを体感してみてください。
同じようなお悩みをお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。
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