パーマとカラーを同じ日にやるメリットとデメリットは?持続性の高い施術方法とは!!


こんにちは。西米ことニシマイです。

長年美容師をやっているとどうしてもパーマがかからない人がいます。

これ縮毛矯正をしている髪なら理由もわかるのですが、矯正をやったことないのにかからない人もいます。

パーマのかからない人の特徴

コテで巻いてもカタチがつきにくいっていう人もパーマがかかりにくい傾向にありますが、髪が柔らかくてハリコシがない人が経験上かからない事が多いです。

普通に見ただけでは判断できませんが、プロの目から見たら一発でかからないことがわかります。

そういう場合はコテで巻いてカタチがどれくらいつくのかを見ながらパーマをかけていきます。

そこで狙ったカールがでてこない場合はパーマをお断りすることすらあります。

それでもかかると判断した場合はGOひろみですが、デジタルパーマを推奨します。

なぜなら、そういったケースの場合コールドパーマではパフォーマンスを発揮できない場合が多いからです。

僕自身もパーマがかからず、薬剤のパワーを強くしたらソバージュのような細かいパーマになってしまった経験もあります。

デジタルパーマで熱を当てることで優しい薬剤で髪への負担を最小限に抑えて理想のパーマをかけることができます。

ロングヘアの場合はもうひとつ対策として毛先にかける。

もしくは長さを切ってパーマをかけることでふんわりとしたパーマをかけることができます。

今回は長さを切ってパーマがしっかりでるようにかけていきました。

ビフォーアフター

全然雰囲気が変わりますよね。

しかもストレートの時に比べてパーマの方が雰囲気がナチュラルですよね。

そしてここでカラーをするとより素敵なのですが僕はパーマの場合は別の日にすることをおすすめしています。

なぜなら時間をおいた方がパーマが安定してカールの持ちがよくなるからです。

時間が経つにつれてパーマが安定する理由

なぜ時間が経つにつれてパーマが安定するのかと言うと、酸化という言葉をご存知かと思いますがパーマ後の髪の毛も空気に触れるほど酸化します。

ですからパーマかけてから一週間が一番安定するのです。

そして一週間後に来て頂きました。

パーマ後のカラーのポイント

パーマ後は強いアルカリにふれるとパーマがとれてしまう恐れがあります。

そこでなるべくアルカリ剤の弱いカラー剤で染めていきます。

今回は6BA(ブルーアッシュ)で根元少し明るくし、毛先はノンアルカリの9-15(ブルーアッシュ)とブルーを10%でb7-CBを一欠片入れました。

b7-CBは白髪染めの薬剤なのでブラウンが入っていて、色持ちがよくなるのとしっかり染まります。

アフターはこちら

ノンアルカリで染めたにもかかわらずブルーアッシュがしっかりでています。

ノンアルカリは通常、アッシュ等の色味が見えにくいというデメリットもあります。

それでもカラー剤をこんな感じに工夫してつくることでしっかりアッシュがでてきてダメージも最小限に抑えることができます。

よりナチュラルな雰囲気もでてとてもグッドですね。

ニシマイ的まとめ

パーマとカラーを同日にすることに関しては僕は反対派ですが、時間が取れない等で難しいのであれば同じ日にやることを否定はしません。

ただ、パーマ後の髪の毛はとてもナイーブです。

別日にするだけでパーマの持ちは全然違います。

しかもかかりにくい人はとれてしまう可能性すらあります。

いずれにせよパーマ後のカラーは後日時間をつくってパーマの持ちと再現性を優先する選択はとても大事だと僕は思います。

パーマとカラー両方やりたい方は是非ご参考ください。

ABOUTこの記事をかいた人

飾らないありのままの女性の像を得意とする。 透明感のあるヘアカラーと柔らかいパーマに定評がありナチュラルな女性の魅力を引き出します。 抜群のセンスと高い技術で女性を美しくします。 またヘアケアにおいても日本最高峰のヘアケアマイスターの知識でダメージレスな施術とヘアケアのアドバイスにおいて艶のある美しい髪と朝のお手入れが簡単になることをお約束します。 LINE@からお気軽にご相談ください。 友だち追加