こんにちは。ズール武蔵新城店のニシマイです。
妹が髪をやりに来てくれました。
今までカラーとカットをメインで2ヶ月に一回のご来店でしょうか?!
色の希望が多かった妹がストレートをかけたいなどとかれこれ5年以上担当していますが、初めて言われました。
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不規則な生活による髪質の変化
妹は実は看護師で時間的にも不規則でとにかくハードワークです。
それだけでなく人の命を扱うという面では精神的ストレスの負荷もハンパじゃないことは容易に想像できます。
そんなこんなで思い返すと
こんなに癖あったっけ?
というくらい髪質の変化を感じています。
これは睡眠時間や生活リズムの乱れに髪の毛が細くなったり、髪の空洞化によって起こる現象です。
髪の空洞化とはキューティクルという髪の表面でおおわれたタンパク質が減少し、カラーやパーマによるダメージの影響を受けやすく広がりやクセがでる状態を指します。
髪が空洞化を起こすと通常の美容室でのトリートメントやご自宅でのケアでは対応できないこともあります。
そこで以前から妹におすすめしていたのがストレートパーマです。
髪にツヤがないのはカラーによるダメージが原因ではない?
癖毛の方でカラーリングを続けていると、髪にツヤがないのはカラーリングによるダメージなのではないかと思われがちです。
ですからストレートパーマを癖を伸ばすためのツールとして捉えがちですが、ツヤ髪を叶える為の絶好の施術でもあるのです。
妹の場合、ツヤは欲しいけど、まっすぐ過ぎるのは嫌だというオーダーを受けていたので最小限の薬剤とナチュラルなアイロンでツヤを優先したストレートパーマをかけていきます。
ナチュラルなストレートにも違和感を感じる?
できる限りナチュラルにストレートをしても違和感を感じる方もいます。
久々にストレートをした妹もそのひとりでした。
妹の場合、癖毛と髪の長さが功を成して全体のトータルバランスで小顔に見せていたものが、ストレートパーマをかけたことで顔の印象が前面にでて大きく見えていました。
おそらく、まっすぐ過ぎるのはが嫌だという方の中のはこういったケースの場合も多くあるのではないかと思います。
その場合の対処法として毛先にワンカールのパーマをかけることを、僕はオススメしています。
ヘアスタイルで大きな変化に違和感を感じたら臨機応変に対応する
ヘアスタイルで求めるものの優先順位が決まっていれば僕はそれを叶えたいし、叶えるべきだと思っています。
ただ、やってみたけどなんか違うっていったケースもあることはみなさん経験があるのではないでしょうか?
妹もストレートヘアにしたけど違和感を感じていました。
その理由として、今までは髪のボリュームにでヘアスタイル全体に目がいっていたものがストレートでボリュームダウンしたことで顔の印象が強くなったことだと思われます。
その場合、カットで形の印象を変えるのか、パーマで形の印象を変えるのかのどちらかの選択になってきます。
妹の場合は、今回は長さを切りたくないというオーダーだったので毛先にワンカールのパーマを提案しました。
その場合はデジタルパーマで毛先にパーマをかけます。
毛先のワンカールが目をひき、トータルバランスがとてもよく見えます。
ヘアスタイルのテーマ
そして今回の最大のテーマは日々手軽にスタイリングがキマるということ。
先程も言ったように妹は看護師です。
不規則な生活のうえになるべく睡眠時間をとりたいというのが本音だと思います。
朝それほど手をかけずに、毎日ヘアスタイルがキマることは僕の美容師としてのポリシーでもあります。
ブローやアイロンを使わずに簡単にツヤ髪になるというように大枠テーマを決めておけば希望から大きく外れたヘアスタイルになることはないと思います。
前髪と顔まわりが印象を決める?
前髪と顔まわりは人の印象に大きく左右します。
ツヤがあるか?
ボリュームがないか?
クセで前髪が乱れやすくないか?
などで印象はだいぶ変わってきます。
特に鏡で自分の姿を見たときにキマっていないと、その日1日気分が乗らないなんてことになるのではないでしょうか?
それでも前髪のストレートはかけたくないという人も多いです。
妹もまっすぐなりすぎないか心配してましたが心配はいりません。
ストレートをまっすぐにするという概念じゃなくツヤをだすという目的でかければいいのです。
クセの気になる部分は伸ばし、それ以外の部位はツヤがでる程度のアイロンをします。
すると前髪が乾かすだけできれいにまとまるのです。
ニシマイ的まとめ
ヘアスタイルは悩みの解決となりたいをいかに毎日自分でも再現できるかがヘアスタイルづくりには重要だと思っています。
そのうえで何を最優先していくのか?
長さを切りたいのか?
クセを改善したいのか?
ツヤがでるようにしたいのか?
決まってさえいればその中で臨機応変に対応することができます。
それは過去にやってみたけど似合わなかったていう経験から変化を拒んでいるのかもしれません。
それには長さや質感、色や形など幅広く考えると自分に似合う新しいヘアスタイルの発見があるかもしれません。
その時、自分の中で優先順位が決まっていればそこから自分に合うヘアスタイルに近づけることをひとつ覚えておくといいと思います。
ヘアスタイルをつくるうえでのご参考にしてくださ。