こんにちは!西米と書いてニシマイです。
ニシゴメではありません。
ちなみにコメリでもありません。
さてそんなコメリがお伝えするのは正しいヘアアイロン使い方です。
はじめにお伝えするとアイロンによる髪の影響はアイロンの温度とあてる回数に比例します。
ですから高い温度で毎日アイロンを使うことで髪への負担は大きくなるわけですがアイロンの使い方をちょっと工夫するだけで、髪の状態は変わります。
その理由と方法をこの記事ではお伝えしたいと思います。
コンテンツ
髪はタンパク質であり、熱により硬くなる
はじめに伝えておきたいことは、髪の毛はタンパク質であり熱により硬くなるということです。
ここで目玉焼きを焼いた時のことを想像してみてください。
強火で長い時間焼いて焦がしてしまったなんて経験はありませんか?
それと同様に髪の毛もアイロンを高温で長い時間当てるとどんどん硬くなります。
ただ、目玉焼きと違って髪の毛はケラチンタンパクと呼ばれ目玉焼きのように柔らかいものが熱によって硬くなるということがありません。ですから、自分の髪の毛が硬くなっているのか見極めるのは困難です。
ですから毎日アイロンをする方や、高温でアイロンを使う方は目には見えないけど髪が硬くなっていると認識しておいた方が良いでしょう。
髪の毛が硬くなるとどうなるの?
熱によって髪の毛が硬くなることのデメリットは伝わったかと思いますが、ここではより詳しくお伝えできればなと思います。
では髪の毛が熱によって硬くなると、いったいどうなるのでしょう?
- 髪のごわつきや広がりがおこる
- 髪が非常に乾きにくくなる
- パーマがかかりにくくなる
- カラーで明るくならないまたは色が入らない
- カールアイロンで巻いてもすぐとれる
- ツヤがでない
と言ったようなことが起こります。
上記のことが起こると思い通りのヘアスタイルが叶なわないので美容室で希望のスタイルを伝えてもイメージと違ったということにもなり得るわけです。
ではどうすればこういった問題を改善できるのでしょうか?
髪に負担の少ないヘアアイロンの使い方
まず始めに、ヘアアイロンが髪の毛に及ぼす影響についてお話したいと思います。
ヘアアイロンで注目すべきポイントは?
- アイロンの温度(髪のダメージとヘアスタイルの持続に影響)
- アイロンをあてる時間(高温で長時間あてた場合はダメージ大)
- アイロンの挟む力(強い方が形がしっかりつく
- アイロンのプレートの種類(プレートの種類によって髪の毛への熱の伝わり方が違う)
以上がヘアアイロンを使う際に注意すべきポイントになります。
アイロンの温度で大事なポイント
ヘアアイロンの温度はだいたい70度〜180度くらいのものが主流ですが、皆さんは何度くらいに設定していますか?
正直なところアイロンの温度に正解はありませんよね。
だいたいの人はアイロンの温度が高いと髪が傷むという印象をお持ちかもしれませんが、実は温度が高いことによってこんなメリットもあるのです。
- 仕上がりにツヤがでる
- 形がつくのが早い
- スタイリングのキープ力が高い
こうして挙げてみるといいことばかりですね。
ではこんなにメリットがあるのにどうしてみなさんアイロンの温度を低めに設定するののか?
それは自分の髪の状態や髪質を見極めずに、高温はダメだ、傷むといった周りの意見や情報による思い込みなのだと思います。
ただ、実際にアイロンの温度が高ければ高いほど髪への負担がかかることも事実です。
ではどうして高温でアイロンをすると髪の毛が傷むのでしょう?!
実は、それにはアイロンをあてる時間が関係していて高温で長時間髪の毛にアイロンをあてるから、髪が傷んでしますのです。
アイロンをあてる時間と温度の関係
アイロンをあてる時間と温度が髪にもたらす影響はどんな関係があるのでしょうか?
実は、高温のアイロンの温度でも髪にあてる時間が短かければ髪の毛への負担は少なくなります。
むしろ早い、きれい、長持ちと、いいとこどりなわけです。
反対に低温のアイロンで髪に当てても形はなかなかつきません。
そこで形がつくまでアイロンを当て続けます。
ストレートアイロンにいたっては強く握ってしまうこともあります。
実は、これが髪のダメージの原因になります。
髪質別アイロンの温度とあてる時間
髪質とヘアアイロンの関係性は大きく分けて髪の毛が硬いか柔らかいかとまっすぐかクセがあるかで決まります。
アイロンの温度が高くなければいけない髪
- 硬い髪へのアイロン→キューティクルがしっかりしていて形がつきにくい
- クセ毛のストレートアイロン
- まっすぐな髪へのカールアイロン
- 縮毛強制した部分へのカールアイロン→形がつきにくくすぐとれる
アイロンの温度が低いほうがいい髪
- クセ毛のカールアイロン→非常にカールがつきやすい
- 矯正した部分のストレートアイロン→髪が硬くなってしまう
- デジタルパーマ後のストレートアイロンとカールアイロン→パーマがとれる可能性がある
- 細くて柔らかい髪へのストレート、カールアイロン→アイロンによるダメージの影響をうけやすい
髪質別ベストなアイロン温度
では実際にどんな髪質の人がどれくらいの温度でアイロンをするのがベストなのでしょう?
硬い髪
この髪質は高い温度でアイロンをしっかりあてなければいけません。特に硬くて細い毛のカールアイロンは形がつかないので注意が必要です。
- ストレートアイロンは180度に設定
- 根元からゆっくりくせを伸ばしながら毛先に向かってアイロンを滑らせていく
- カールアイロンは180度に設定し、3〜5秒を目安に髪にあててカールの強さを調整
- 硬くてまっすぐな毛は10秒程あてないと形がつかない場合もある。
柔らかい髪
柔らかい髪は熱の影響を受けやすいのでアイロンの温度と、あてる時間を最小限にする工夫が必要です。
- ストレートアイロンは120度で根元から毛先に向かってゆっくり入れる
- カールアイロンを150度に設定し巻き込んでから3秒時間をおいてはなす
- 求めるカールによっては髪に5秒あてると持続力の高いしっかりとしたカールができる。
補足
自分の髪を手のひらで持ったときに軽くて温かさを感じたら、髪に必要な水分が減少しているため、さらに熱によるダメージを受けやすいので10〜20度下げてアイロンをしましょう。
くせ毛
高温アイロンで熱をしっかりあってなければクセは伸びません。
反対にカールはとてもつきやすいのでアイロンをあてる時間と温度に注意します。
- ストレートアイロンを180度に設定し根元から毛先に向かってゆっくりあてます。
- くせの強いところは熱がしっかり髪に伝わるよう、さらにゆっくり入れる。
- アイロンを握る力は優しくすることで硬くなる事を防げる
- カールアイロンは120度に設定し、大きめのカールアイロンを使います
まっすぐな髪
まっすぐな髪はカールは非常につきにくいのが特徴だということと、ストレートアイロンではよりツヤ髪に仕上げることができます。
髪のダメージがわかりにくく枝毛ができやすいのもストレートヘアの特徴です。
- アイロンの温度は180度に設定し、巻き込んでからしっかり時間を置く
- 細かく巻くよりまとめて巻いた方が綺麗に巻ける
- 硬い髪なら5秒〜10秒しっかり熱をあてる
アイロンの種類はどんなものがいいの?
アイロンは価格が高価なものからリーズナブルなものまでたくさんの種類がありますが、僕個人としては価格が安すすぎるものはあまりおすすめしません。
なぜなら、髪に負担がかからないよう配慮された構造になっていないからです。
ストレート、カールアイロンともに重要なのはプレートです。
実は安価なものはプレート部分がプラスチックでプレートから髪の毛への熱がしっかりつたりません。
その為、必要以上にアイロンを握って髪に負荷をかけたり形がつきにくいので長い時間、熱をあててしまったりもします。
そんなアイロンを毎日繰り返すと、髪は硬くなり枝毛ができたり髪が広がりやすくなります。
そこで
おすすめのストレートアイロン
僕のおすすめはくせの強い方はこちらのプライアです。
ルベル プライア SS ストレートアイロン PLIA SS STRAIGHT IRON(青)
プレートから髪の毛にしっかり熱が伝わり、強いくせも簡単に伸ばしてくれます。
縮毛矯正の時に僕も使っているめちゃくちゃおすすめのアイロンです。
おすすめのカールアイロン
もうひとつはヘアビューロン3dプラス
ヘアビューロン 3D Plus [ストレート]
このアイテムは、アイロンするとテラヘルツの力で艶がでます。
詳しくはこちらの記事もご参考ください。
西マイ的まとめ
いかがでしたか?
アイロンは自分の髪の毛を知るということと、正しい熱のあて方がとても重要です。
そして自分のテクニックのせいだと思っている方は今一度、ご自身が使っているアイテムを見直してみてください。
必ず今よりツヤ髪の綺麗な髪をいじできるということと、簡単にセットができるようになると思います。
今までアイロンうまくできなかった方はぜひ、参考にしてみてください。