ズール武蔵新城店のニシマイです。
こう見えて一応美容師です。
今日は美容室でのお客様と美容師がそわそわしちゃう事例を紹介したいと思います。
写真は心の中でそわそわしてる顔の写真です。
それはさておき先日、
「髪の毛ってどこから伸びてるのですか?」
「毛先から伸びているのですか?」
という質問をされ少しそわそわしてしまいました。
その理由は………
コンテンツ
美容師にとって当たり前の髪の毛はどこから生えているのかも実は?
髪の毛はいったいどこから生えているのでしょう?
えっ?
頭皮から生えてるんでしょ?
当たり前でしょ?
は美容師だけかもしれませんね。
僕も美容師じゃなければ髪がどこから生えてるかなんてそもそも考えることもなかったと思います。
嘘です。
発毛に悩み調べていたかもしれませんね。
そんなこんなで美容師の常識的は一般の人にはわからないことが多々あると思います。
ブリーチしなければ髪の毛シルバーに見えない
これも美容師の中で当たり前でも一般の人からしたらわかりません。
髪のメラニンという黒を抜いて明るくしてからじゃないと髪がシルバーに見えないなんて一般の人からすれば衝撃的事実でしょう。
ヘアカラーは黒い髪に茶色の色が着いていると思っている人だっています。
色がとれたら黒になるもんだと思っている人もいます。
ヘアカラーとカットで1時間で終わる?
実際終わらなくはないのかもしれませんが、それは至難の業かもしれません。
そして縮毛矯正で1時間半で終わると思っている人だっています。
実際無理ではないのかもしれませんが美容師側が髪質やクセの強さなどで所要時間を明確に提示してあげなければ、あとの予定が控えていた場合はとんでもないことになることもあります。
予約のキャンセルはしなくてもいい?
これも時々あるのですが、美容室の予約はキャンセルしなくてもいいと思っていたという人も時々います。
もしかしてですけど美容室は飛び込みでやってくれるという認識のもとの発想なのかもしれません。
逆に予約しなければできないと思っている人もいます。
たぶんお店ごとにシステムが違うのでしっかり伝えたいところですね。
何センチ切りたい! のすれ違い
これは本当に気をつけたいところです。
お客様のセンチと美容師のセンチには若干の誤差があります。
いや、だいぶ誤差があります。
5センチ切ってくださいとオーダーされていざ切ってみると思ってたのより長かったや短かったってよくあることです。
そこも美容師と一般の人とのズレがあるのでこれくらい切るという目に見えるものの方がすれ違いを防ぐことができ大惨事を免れます。
美容室内の温度
夏、美容室に入ると涼しくて気持ちがいい!
と思ったのもつかの間で滞在時間が長い美容室ではあっという間に体が冷えてきます。
そんな中男性スタッフが汗かいて仕事している。
確かに働いている方からすればその暑さは当たり前でも座ってじっとしているお客様にとっては極寒です。
そのへんの美容室内の温度の常識も美容師とのズレがあるので注意したいとこです。
複数人のスタッフのお見送り
真心込めての見送りが意外とありがた迷惑に感じているひともいるようです。
とくに、閉店時の最後にお店を出る時のスタッフ全員でのお見送り。
なんだか申し訳なさマックスです。
こんな遅い時間まですいません。とさえ思ってしまいます。
美容室側としては最後のお客様を全員でお見送りするのは当然なのかもしれませんが人によってはもしかしたら配慮が必要なのかもしれません。
シャンプー時の頭を持ちあげられることへの申し訳なさ
シャンプーをしていると襟足を洗う時に頭を持ち上げる際に時折みずから頭をあげる方がいます。
「力抜いてください」と言われてもお客様にとっては
大丈夫?
重くない?
ちゃんと支えてくれる?
なんて不安がよぎります。
美容師から頭を委ねてくれないと襟足が濡れてしまうおそれがあるということをお客様は知るよしもありません。
そんな部分も伝えてあげたらよいのではないでしょうか。
一生懸命ブローしてくれてるのはありがたいのだけれど
これはけっこうあるあるなのではないでしょうか?!
一生懸命ブローしてくれるのはありがたいのだけれどいつ終わるんだろ?
……….5分経過。
……………………10分経過。
………………………………..20分経過。
まだ終わらんのかい?
しまいには長時間のドライヤーで体は若干汗ばんでしまう始末。
そわそわするどころかぞわぞわものですねこれは。
きれいにして帰ってもらうという志は大事かもしれませんがお客様の気持ちになって考えたらスピーディーかつスマートに終えた方が喜ぶのではないかと思います。
時間かかってでもブローできれいにして帰ってもらうという美容師の常識はもう少しお客様目線になって考えた方がいいのかもしれませんね。
他にもたくさん事例はありそうですが思い浮かんだらまた書きます。
この内容は自分の経験を踏まえて書き記しているだけなのであしからず。
とりあえず美容師の常識は一般の人の非常識という部分にもっともっと向き合っていきたいものですね。