なんかすごく変化が欲しいわけじゃないんだけど少し変えたい。
そんな曖昧な感情を抱く時ってありませんか?
そこでリタッチという根元だけ染める技法を選択すると思うのですが
お客様の裏側の心理としては変化を恐れるという気持ちはもちろんあるのだと思いますが
暗くなるんじゃないか?
髪が傷むんじゃないか?
という不安もあるのだと感じています。
リタッチと毛先まで染めるのとではヘアスタイルとしてはまるっきり変わってくると僕は考えます
髪の色が与える印象はその色の変化で変わってきます。
例えば、明るい暗いでもその雰囲気大きく変わるしピンクやアッシュといった色の変化でもヘアスタイルの見え方は変わってきます。
その中でも一番避けたいのが髪の毛の色が抜けて見えた状態。
普段お手入れをしっかりしていても色が抜けた状態ではでるツヤもでません。
そればかりかお肌がくすんで見えたりもします。
以上の理由から、僕はヘアカラーは毛先まで染めることをおすすめしています
髪のダメージを気にされるのなら、アルカリを低減している薬剤を選択してあげればそれほど髪のクオリティーを落とすことはありません。
暗くなるのが嫌ならほんのり色がのる程度の色を選択すればいいのです。
上の写真のように明るさは変えずとも赤みをやわらげて少し色をのせるだけでも印象はまったく違います。
それが外の光になるとなおさら感じるはずです。
ヘアスタイルをつくるうえでの大事な要素としてヘアカラーはすごく重要だということをご理解いただけましたでしょうか?
そういう部分も含めてライフスタイルを楽しめるのも、美容室でカラーをする醍醐味なのかなと思います。
ぜひ、ご参考ください。