夏ですね。今年は梅雨明けも早ければ暑くなるの早かったですね。
そのせいか来店なさるお客様のヘアカラーの褪色にも影響がでているのか色落ちが激しいように感じます。
色落ちで気になるのってやはり表面なんですよね。
その要因としてあげられるのが紫外線やドライヤーといったものなのですが、実はアッシュ系カラーが主な原因だったりしまします。
それはアッシュがもつブルーが原因だったりします。
実は、ブルーが入ったカラーの色って褪色した時に黄色くなりやすい性質があります。
こちらのお客様は前回ブルー系のアッシュで染めて一ヶ月半が経った状態です。
アッシュ系カラーを続けると
明るくなりやすいという問題は解決しないのがヘアカラーなのです。
そこでバイオレットほんのり混ぜます。
すると褪色した時に黄色くなるのを多少防いでくれます。
ところがこれだけでは明るくなるのを防ぐことはできません。
ブラウンが不可欠
ヘアカラーで褪色を防止するならブラウンは必須と言えます。
アッシュの色味だけではすぐに褪色してしまいます。
わかりやすい例で言えば白髪染め、白髪染めは白髪に染めているのにも関わらず褪色しても白髪に戻ることはないですよね?
あれは相当なブラウンが入っているのです。
ブラウンがしっかり白髪を染め褪色しても白髪に戻ることを防いでくれます。
もうおわかりですね。
ブラウンが入ってる事で褪色を防いでくれることが。
そういった意味では褪色予防にはブラウンは必要不可欠と言えます。
カラー剤のパワーをおさえる
カラー剤って1剤と2剤を混ぜるのですが2剤でカラー剤のパワーをコントロールする事ができます。
もちろんパワーをおさえれば明るくなることを防ぐことができます。
でもだいたいの人はそれをやらない。
なぜ?
パワーをおさえて明るくならない方が問題だからです。
明るくならねばお客さんも美容師も当然負担がかかります。もちろん髪の毛への負担も二倍です。
しかし明るくなる事に悩まされているんだから明るくならないような工夫が必要です。
カラー剤のパワーをおさえてもこんな感じにしっかり明るく染まります。
悩みが解決するまで何度も改善を試みましょう。
キラスイを使ったヘアエステ
髪のコンディションを整えてからカラーをする事で髪の褪色を防いでくれます。
キラスイはテラヘルツ機能を兼ね備えた復元効果のある水です。
カラーでダメージを防ぐというより、ドライヤーや紫外線やシャンプーなど日々の生活でダメージを受けた髪を復元することでカラーの発色促進しダメージをおさえてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
髪の毛が褪色して明るくなるのはしょうがないと諦めず、予防する方法は沢山あります。
本来、1段階暗くそれでもダメなら2段階と暗く染めれば防ぐことはできますが希望の明るさとはかけ離れる可能性もありますよね?
なるべく明るさを維持したまま褪色を防止する方法をご紹介しましたが、僕ら美容師ができることは現段階ではこれくらいかもしれません。
それでもお客様の髪質や状態、生活する環境に合わせて解決するために提案できること他にもあるはずです。
それを追い続けることもお客様からお金をいただく上で大事なことなんじゃないかなと思います。
話は若干逸れましたが、髪の毛明るくなりやすい方はご参考ください。